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山口薫 (やまぐちかおる)

山口薫



1907年 (明治40) 8月13日、群馬県群馬郡箕輪村(現箕郷町)の旧家に生まれる。父彦太郎、母佐登。
     8男3女の末子。
1921年 (大正10) 14歳 この頃、姉から油絵の道具を贈られ、東京美術学校に入学した従兄からの影響などもあり、油絵を描きはじめる
1922年 (大正11) 15歳 6月より絵日記を描く(当展出品)。10月、高崎市公会堂の展覧会に出品。11月、第4回帝国美術院展覧会を見るために上京。
1924年 (大正13) 17歳 3月、 画家となる決意をし、東京美術学校受験のため、中学校の冬休みを利用して上京、川端画学校でデッサンを学ぶ。
同校で矢橋六郎と知り合う。
1926年 (大正15 昭和元) 19歳 友人と春秋会を作り、毎月批評会を行なう。
     また小林万吾の私塾同舟社に入る。10月、第7回帝展に初入選。
1927年 (昭和2) 20歳 和田英作教室に入る。この頃、川島理一郎の主宰する批評会金曜会に加わり、宮坂勝、難波田龍起らを知る。
    10月、第8回帝展に入選。
1929年 (昭和4) 22歳 1月、第4回1930年協会に入選。5月、第4回国画会展に入選。
    11月、高崎中学の後輩、松本中義、豊田一男とともに、高崎公会堂、前橋市立図書館で赤羊社洋画展を開催する。
1930年 (昭和5) 23歳 3月、東京美術学校西洋画科を卒業。9月、第17回二科会展に入選。
    9月末、横浜港より靖国丸にて渡航。川島理一郎、矢橋六郎の出迎えを得て11月にパリ着。
1931年 (昭和6) 24歳 4月、ヴァルジネ街のVilla Leone Studioに移る。この頃、森芳雄を知る。
1932年 (昭和7) 25歳 サントロペよりカーニュに移る。
1933年 (昭和8) 26歳 4月、第8回国画会展に出品。7月、矢橋六郎とともにマルセイユより白山丸にて帰国。
1934年 (昭和9) 27歳 4月、津田(大津田)正豊、津田正周、長谷川三郎、村井正誠、矢橋六郎、シャルルユーグとともに新時代洋画展を結成する。
    4月、第9回国画会展に出品。5月、国画会を退会。5月、第1回新時代洋画展に出品。
     以降3年程、ほぼ毎月1回づつ開かれた同展に出品を続ける。
1936年 (昭和11) 29歳 1月に最初の妻と結婚するが7月に離婚する。この前後から極度の精神衰弱におちいり郷里で静養する。
    7月、新時代洋画展が山口を含む「新浪漫派」と、「実験室」に分ける声明を発表する。
1937年 (昭和12) 30歳 2月、新時代洋画展の同人が中心となり、「フォルム」「黒色」などの同人を会友として、自由美術家協会を結成する。
    7月、第1回自由美術家協会展に出品。9月、父彦太郎が死去。
1938年 (昭和13) 31歳 大阪大和書房にて個展。
1939年 (昭和14) 32歳 12月、越前谷マサ(正子)と結婚する。
1940年 (昭和15) 33歳 7月、自由美術家協会が美術創作家協会に改称。
1941年 (昭和16) 34歳 4月、長男保輔生まれる。
1942年 (昭和17) 35歳 1月、矢橋六郎、森芳雄と三人展。
1943年 (昭和18) 36歳 3月、7月、長女絢子生まれる。
1944年 (昭和19) 37歳 1月、母佐登が死去
1945年 (昭和20) 38歳 4月頃、郷里に疎開する(翌年12月に上京)。
1946年 (昭和21) 39歳 戦後再生した自由美術家協会展に出品。
1950年 (昭和25) 43歳 自由美術家協会を退会し、仲間とともにモダンアート協会を結成する。同展には没するまで出品を続けた。
1953年 (昭和28) 46歳 第2回サンパウロビエンナーレ展に出品。
1960年 (昭和35) 53歳 昭和34年度芸術選奨文部大臣賞が贈られる。
1964年 (昭和39) 57歳 母校東京芸術大学の教授となる。
1968年 (昭和43) 60歳 5月19日、胃癌のため東京で亡くなる。享年60歳



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