長谷川潔 (はせがわきよし)

1891年 横浜に生まれる。父は銀行家。
20歳頃から黒田清輝、藤島武二、岡三郎助などに洋画を学ぶ。
この頃、山田耕作や帝大、早稲田の文学青年たちと交流から世紀末芸術や
表現主義の絵画に関心を持ち、木版画、銅版画を試みる。
1918年 アメリカ経由で渡仏。
1923年〜 サロン・ドートンヌに出品。
1924年 独立画家版画家協会に入会して毎年作品を発表。
1925年〜 フランスで初個展。サロン・ドートンヌ版画部会員となり、フランス画壇で確固たる地
位を築く。
メゾチント(マニエール・ノアール)を近代的表現で復興させ、銅版画家としての地歩を
確立する。
1935年 レジオン・ドヌール勲章受賞。
1945年 第二次世界大戦末期、パリの中央監獄とドランシーの収容所に監禁される。
1960年 サロン・ナショナル・デ・ボザール版画賞受賞。
1966年 フランス文化勲章受賞。現代日本美術展特賞受賞。
1980年 パリの自宅で死去。在仏60年、一度も帰国せず孤高を貫いた。
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