白髪一雄(1924~2008)
白髪一雄が高騰してます。
作品との出会いは1990年ぐらいにさかのぼります。関西のあるゼネコンからの多数の依頼品の中に白髪一雄の作品がありました。
その当時は相場も安く恥ずかしいながら余り興味がわきませんでした。今思いますと大変な大作で名品でした。
オークションに出品したら100万ドルの値はつきそうです。その後も何作も買取しましたがその作品を越える物は手にしてません。
2005年ぐらいから具体美術が見直され値上がりしてますがその代表的な作家が白髪一雄です。高騰した要因はヨーロッパの城持ちの貴族が買い集め出しそれが世界的に広がり値上がりしました。相場も高値安定していてもう流行りではなく日本を代表する芸術、具体アクションペインティングになりました。
白髪一雄買取の相場は高値で安定してます。作品をお持ちの方は今が売り時だと思います。
1924年 兵庫県尼崎市に生まれる1948年 京都市絵画専門学校を卒業後、大阪市立美術研究所に学ぶ1952年 0会の結成に参加
1955年 具体美術協会に参加。綱にぶら下がって足の絵の具を広げる作品を制作する1959年 プレミオ・リソーネ展で買上賞を受賞
1971年 比叡山延暦寺で得度
1989年 尼崎総合文化センターで白髪一雄展開催
2008年 没